【お客様感謝祭、誕生秘話】村上社長がつしまオートで大切にしている思い【村上社長へインタビュー】
- 「つしまオートって一体どんな会社なんだろう?」
- 「会社の社風や働いている人はどんな人達なんだろう?」
- 「会社のまとまった情報が知りたい!」
- 「応募してみたいけど少し不安だな…」
つしまオート株式会社が気になるけれど情報が手元になく困っているあなたへ。
こちらではそんなあなたの疑問を解決するべく、つしまオート株式会社に直接インタビューを行いました。
今回は、代表取締役の村上直之さんに会社の「過去・現在・未来」にフォーカスを当ててお話いただきました。
この記事を読み進めることで得ることのできる情報は以下のとおりです。
社長の「思い」に触れることのできるインタビューです。
ぜひ最後までお読みくださいませ。
先代がつしまオートを創業するまでの経緯
つしまオートは私の代で3代目になるんです。
ちなみに先代は私の祖父で、出身は岐阜県なんですね。
先代が中学を卒業後、電車に適当に乗って降りた場所が「津島」だったんです。
車業界を選んだ理由というのも、元々ものづくりが好きだったそうで(笑)
特にエンジンなどの部品関係が好きだったみたいです。
ただそれだけじゃなく、車業界がこれからどんどん発展していくだろうという考えもあったんでしょうね。
会社を始めることは、始めから迷いなく決めていたそうです。
たしかに、昔に見せてもらった祖父の写真には車の後ろに馬車が映っているくらいですから。
先見の明があったんだろうと思いますね。
ですが、全てが順調に進んできたわけではなかったようです。
いろいろな苦労を乗り越えてきたと聞いています。
例えば社員寮を作り社員を雇用し、ひとつ屋根の下でみんなスタッフで同じ釜の飯を食べていた時代があったんだとか、、、。
お金の面でもかなり苦労をしたんだそうです。
赤札ってみなさん何かわかりますか?
昔の時代はお金を借金して差し押さえになると赤札手っていう札を貼られたそうなんです(笑)
先代もまだ若い頃だったので、ビジネスでだまされてしまうような苦労も多くあったんですね。
そんななかで、先代はずっと大切にし続けていたことがあります。
それは、お客様や社員のために努力を重ねスキルを磨くことです。
こういった経験からつしまオートが大切にしている「地域密着」の考えが生まれたんです。
村上社長がつしまオートを受け継いだ理由
もともと私自身は車に関しては興味がなかったんです。
モテるために車を持つというイメージでしたね(笑)
家が車屋さんだからって特別な感情はなかったように思います。
みなさんが車に対して抱くイメージと特に変わりませんでした(笑)
「車を売る」という行為に関しての意識もそこまで強くはなかったですね。
私個人はといえば、もともと料理を作ったり食べることが好きだったんです。
それで、調理師免許を独学で取得したんです。
飲食店を経営しようと考えていた時期もありましたね。
ですが、ある日将来について先代に相談したときがあって。
泣きながら「なんのために村上家の長男にうまれたのか….」と言われたんですね。
ちょうどそのタイミングで、お付き合いしていた方と結婚することになったんですね。
実はいまの奥さんなんですけれど(笑)
そういった自分の環境の変化もあって将来のことをより真剣に考えるようになって、、、
いろいろと考えた結果、今の会社をもっと地域社会に密着した大きな会社にしていきたいという風に意識が変化していったんです。
ちなみに、つしまオートに入る前には新卒で大手自動車メーカーに就職しました。
先代や2代目は僕の選んだ会社とは別の自動車メーカーに勤めていたんです。
なので本来はそちらに入るべきだったし、先代も2代目もそう感じていたと思うんですね。
当時でも、「村上家ならこの会社に勤めるめるべきである。」という風に言われていました。
でもその時に感じたことがあって。
先代が作った道を走るのは電車屋だ。
決められた線路を走る人生よりも、
車屋として自分で切り開いた道を走りたい
と思ったんです。
なので先代や2代目とは違ったメーカーに勤めることになりました。
「地域密着の会社を作りたい」という思いがあったので、
ご家族のお客様の多くいらっしゃるとある車屋さんの大手会社の店舗で勤務をすることになりました。
新卒の時は接客をする中で、
「村上君が気に入ったよ、あとは値段さえ良ければ買うよ」
といってくださるお客様がいらっしゃって。
新入社員だったので、当時は値段の決済権がなかったんですね。
なので上司に相談して値段を決めてもらったんです。
なぜかその時はすごい値引きをしてもらったんですよ。
そのおかげで買ってもらうことが出来たんです。
そして別の日に上司から、
「今度は家族ぐるみで付き合っているお客さんが買いに来るから、商談につきなよ」
と言っていただいて、商談につかせていただいたんです。
でも、その商談の場で上司が
「これが限界なんです」と。
おなじ車でおなじグレードなのに値引き率は低かったんです。
その時はじめて当時の上司は、私のために本来ならありえない価格まで値引きしてくれていたことがわかったんです。
この経験から、
同じ車なのに買う人で値段が違う。
これって良くないよな。
こういうことはしたくないよな。
と思う様になりました。
「お客様には皆さん平等に最安値で車を買ってほしい」
この考えが、つしまオートへ戻るきっかけになりました。
つしまオートに戻ってからは、今までのB to Bの形態からB to Cの経営形態にガラッと切り替えました。
具体的には車検の事業や軽自動車の販売をスタートさせたんです。
「三代目は会社を潰す、もしくは会社を飛躍的に大きくする」というジンクスって聞いたことありますか?
だからこそ、つしまオートを思いっきり変えたいという思いがありましたね。
「車の価格がぶれない、定価がわかるセグメントでトップを取りたい」という思いを大切に持つようにしたんです。
うちの会社の経営理念に「日本一面白い車屋さんになることで常にお客様を笑顔にしていく」というのがあります。
単に車を販売するだけではなく、思い出と出会いも販売していくこと。
あなたに出会ってよかったといっていただけることを意識していますね。
そして私たちの会社は、車の販売が終わりではなく納車からスタートと捉えています。
お客様のカーライフの全てをトータルサポートすることが私達の仕事です。
「地域密着」と「お客様感謝祭」にこめた思い
つしまオートでは「お客様感謝祭」というイベントを基本的に10月に開催しています。
初めての感謝祭はつしまオートが60周年の時なので、初開催は 2014年になりますね。
開催のきっかけは「地域全体が ありがとう にあふれる街にするため」です。
というのもみんなの心に残る思い出づくりをしたくて。
だから感謝祭の日は本気でお客様に感謝をする日にしたくて、いっさい車を売りません(笑)
スタッフもタピオカや焼きそばを全力で作るんです。
津島で一番ありがとうがあふれるお店にしたくて。
地域にありがとうが広がれば街自体が素晴らしい街になるだろうと。
その発信元につしまオートがなれればいいなという思いがあります。
初代からせっかく「つしま」の名前を頂いているので。
僕の中のミッションの1つでもあります(笑)
そういった経緯で土日に開催することが多いんですね。
土曜日は大人向け、日曜日はお子様向けといったようにイベント内容を分けています。
会社って、この会社無くなったら困る、わくわくする会社がなくなったら困るよな
という視点から考えているんです。
だからこそ全力でお客様が喜んでくれるイベントをしたいんです。
たとえその時点では赤字であっても長期的な目で見て信頼や絆が生まれたらいいなと思っています。
「買うんだったらつしまオートだよね」
その一言が聞けるように取り組んでいます。
つしまオートを通じてお客様の未来のサポートができれば嬉しいですね。
つしまオートのこれから
会社全体や取り組みたいと感じていることは、今よりも会社をもっと大きくしたいと考えています。
本気で津島に住む人のことをできるだけ幸せにしていきたいと思っているんです。
コミュニティーに関わっていく中で、塾、スポーツジム、エステなどのサービスが提供できるようになればいいなと考えています。
現在、1万人以上のお客様がつしまオートを利用してくださっているんです。
例えば、つしまオートで車検をしてくれたらお客様に特典としてサービスを利用してもらうとか。
そういった活動を通じてより多くの方に、津島の街そのものの魅力に気づいて貰うきっかけになればいいなと考えています。
津島に魅了される人が増えれば、津島の人口が増えることにつながったり、、、。
津島の未来を本気で考えています。
会社自体のこれからの目標でいうと、人材補充に力を入れていますね。
組織を作る中で強化すべき部署を決め、それに値する人材を確保したいと考えています。
店舗拡大も前向きに考えていて、
「この人に」任せられる店舗を作りたい
という思いがあります。
私たちにしか出来ないことをしていきたいですね。
特に伸ばしたいと感じる部署はマーケティング部で、一般には経営戦略室と呼ばれる部署ですね。
現在は人材の方に力を注げる部署をつくっている最中です。
人事に力を入れていて、特に部署の輝かせ方を模索しています。
そして各社員の教育としては、ジョブローテーションを通じて責任感や専門知識をつけるトレーニングを行っています。
人柄、プラス本人のスキルを伸ばしていくことが2年後や3年後につながると考えています。
さいごに
さいごに、村上社長から入社を検討している”あなた”に向けてメッセージをいただいています。
今、車業界は過渡期を迎えています。
軽自動車でも電気自動車が出たり、、、。
僕自身は売るものが変わっても、永続的に商売はできるはずと考えています。
つしまオートは単に「車を売るだけ」の商売はしていません。
お客様のカーライフサポートをしていく責任感のある人達を望んでいます。
だからこそスタッフもガッツがあり、柔軟に時代に対応できる人材を探しています。
時代に応じて適応した考え方のできる、チャレンジ精神のある人を大募集中です!
いかがでしたでしょうか?
つしまオート株式会社の会社の雰囲気について、イメージいただけましたでしょうか?
念のため、今回の記事のおさらいをすると、大切なポイントは以下の通りです。
もし、つしまオート株式会社の採用担当へご質問等ありましたら採用サイトよりお問い合わせくださいませ。
最後まで読んでくださり本当にありがとうございました。
この記事が少しでもあなたのお役に立てることを心より願っております。