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【整備士 村上 智信さん】私が整備士として入社を決めた理由

整備部 社員の声 転職

就活中にメッセージが届いたけれど、つしまオートの情報が手元になくどんな会社なのか知りたいと思っているあなたへ。

こちらでは、つしまオートへ入社し活躍している社員の生の声をお届けします。

インタビューでお話くださったのは、入社8年目の村上さんです。
村上さんは現在つしまオートで整備士として働いており、なんと村上社長の弟なんです!

インタビューでは主にこういったポイントを村上さんに語っていただいています。

  • 村上さんについて
  • 転職のきっかけ
  • 入社の決め手
  • 村上さんから見たつしまオートについて

ぜひ弊社がどんな会社なのか、知るきっかけとして読み進めてくださいませ。

なお、この記事を最後まで読んでいただくことで手に入れられる情報は以下のとおりです。

せっかくのタイミングなので、ぜひ最後まで読みすすめてください。

学生時代〜前職について

 

学生時代について

大学卒業後に整備の専門学校に通い始めました。

きっかけは、大学卒業時の就職難民になってしまったためです。
私の代は、就職氷河期の再来とされる年で周りでもそういった話をよく聞きました。

特に私の場合は、仕事としてやってみたいことや興味がある分野もなく就活が上手くいきませんでした。
そういった経緯があり、ある日家族から整備の専門学校に進学するという提案をいただいたんです。

当時は兄がまだ会社を継ぐ前でした。

両親にとって、整備の資格経験を積めばつしまオートで働くこともできるから安心だろうという気持ちもあったのだと思います。

私も反対する理由はなく、また昔から親の仕事を見ていて整備という職種を身近に感じていたため専門学校への進学を決めました。

学校は某ディーラーが東京・名古屋・神戸の3校で運営している専門学校でした。
私はその名古屋校で整備のことを学びました。

ディーラーが運営する学校のため、一緒に学んだ同期は私も含めそのメーカーの系列会社にほぼ100%就職しました。

良かったことは、意外にも同年代の生徒が多かったことです。

てっきり高校を卒業して専門学校に進学する方ばかりなんじゃないかと思っていたので、大学を卒業後に専門学校に行く仲間がいて嬉しかったですね。

大変だったことは、勉強でしょうか。(笑)

学ぶ内容という以上に、
「4年間大学で勉強してきたのにまた勉強しなくちゃいけないのか。」
「それも全く新しい分野を1から学ばなくちゃいけない」
という気持ちの面でモチベーションを維持するのが大変でした。

前職について

就職は先にも伝えた通り、某ディーラーの系列会社へ紹介してくれる流れだったため私もその流れで就職しました。

ただ、その中でもどの会社にいくのかを選べました。
当時の私はブランド名とお給料にこだわって就職先を選んでいましたね。

ブランド名は、単純に「どうせ整備をするなら普段はあまり触ることがないような高級車がいいな」という理由で高級車を扱っている会社を選びました。

同じディーラーでも、お手頃なものや少し値打ちの高い車など様々だったので大元の企業は一緒でもかなり会社によって毛色が違っていました。

お給料に関しては、こだわりと言いましたが正直どこもそこまで大きな差は有りませんでした。
初任給なので、大きな差があっても1万円前後だったと思います。

就職後は、とにかく残業が多かったですね。(笑)
定時で帰れた期間は、本当に入社初めの研修3ヶ月間だけだったと思います。

研修が終わり、各部署や店舗に配属になってからは日を跨がない日が無いといった働き方でした。

朝も6時くらいには起きて、渋滞になる前に会社に着きたかったので8時頃には出社して掃除を行う毎日でした。

そういった働き方を1年目の頃から続けていたので、休日は寝たりゴロゴロしたり、とにかく仕事の疲れを少しでも和らげるための1日といった具合でしたね。(笑)

労働時間だけ聞くと、キツイです。
ですが良い点もたくさんありました。

まず、ディーラーの車に触れることです。

1年目は点検だけメインで行っていましたが、2年目3年目となるとエンジン部分の整備に携わることも増えました。

また残業も多く忙しい毎日でしたが、その分経験も通常の2倍3倍のスピードで培われていったように思います。

早くにスキルアップができたという点が一番、良かったと思える部分ですね。

人間関係が良好な職場だったこともありがたかったです。
正直、ディーラーで働く人間関係の良し悪しは配属によって違うと聞きました。

というのも、配属は入社した1ヶ月後に初めて自身がどの店舗で働くか決まるんです。

そのため家から遠い人もいれば、人間関係がかなり厳しいと言われる場所、定時で帰れる店舗と運による要素が強かったです。

私の場合はたまたま環境に恵まれ、今でも連絡を取り合うくらい職場の人間関係は良かったですね。

転職を志したきっかけ、つしまオートとの出会い

 

車内

転職を志したきっかけは、残業の多さによる過労と体調不良が重なったためです。

経験が積めたので、感謝していることもあります。
ただ、リコールの対応に追われている時期があり、その頃は本当に体が持たないほど働いていまして、、、。

そんなタイミングで全身に蕁麻疹が出るようになってしまったんです。

お医者さんからは、原因不明と言われましたが個人的にはガソリンの触りすぎによるものだと思っています。

もしかしたら、知らないうちに体にストレスが溜まっていたということもあるかもしれません。

とにかく、そういった状態ではとてもじゃないけど長く働くことは難しいなと思い一度会社をやめることを決断しました。

会社をやめることは、家族にも伝えていたので「次も整備士として働くならつしまオートにおいで」と声をかけてもらっていました。

正直、整備士になるために専門学校にかよっていた当初からつしまオートで働くつもりはありませんでした。

それ以上に、やるならディーラーで経験を積んでできるところまでキャリアを積み重ねていきたいと思っていました。

また、もしディーラーを退職することがあればその時は専門学校の先生になるという道も考えていましたね。

自身の経験を糧に、少し違った領域から能力を発揮してみたい気持ちがあったんです。

卒業した専門学校の先生とも、定期的に連絡を取っており接点もあったので前職を辞めるタイミングではかなり迷っていました。

ですが、結果的にはつしまオートを選びましたね。

やはり求められたということが大きかったように思います。

ディーラーで経験を積み、つしまオートではまだこういった展開はしていないなという部分を見つけることが出来ました。

会社を大きくしていく、できる範囲を増やしていくタイミングで自分の経験が少しでも役に立てばと思い、つしまオートへの入社を決意しました。

前職とつしまオートについて、特徴

 

会話、村上さん

前職とつしまオート、それぞれの特徴

ディーラーで働く良さは、そのメーカーの車についてプロフェッショナルに詳しく慣れるという点だと思います。

このメーカーの知識、スキルだけなら誰にも負けないと言えるくらい自身の強みになると思いますよ。

例えば、私が前職で勤めていたディーラーでは全国各地の店舗で挙げられた故障事例を社員全体で閲覧することが出来たんです。

つまり、日本で起こったそのメーカーの故障に関しては大げさな表現でなく全て把握できる状態にあったんですね。

この仕組みがあれば、どの店舗であっても設備が整ってさえいれば大抵は修理することが可能です。

大手ならではの仕組みであり、特徴だと思います。

また新車が全国に展開される際にも、各店舗の整備士は本部からその新車をかわりばんこで1台お借りできるんです。

与えられた新車は、整備士が自由に触ることができ、壊れやすい箇所やバラしにくい部分などを全整備士で共有をします。
こういった研修も導入されているため、新車の修理対応などももちろんどの会社よりも早く正確に対応することが出来ます。

大変な点でいくと、やはり残業の多さになります。

ここまでお伝えして分かる通り、ディーラーは町工場以上にディーラーだからこそできる業務がたくさんあります。

通常では直せない故障事例をディーラーなら対応することが出来ます。
最新の車種についても同様です。

だからこそ、整備士の業務量もそれに比例していきます。

一方でつしまオートの魅力はというと、全メーカーを触ることができる点です。
ディーラーのイメージは狭く深くといったところですが、つしまオートは浅く広くです。

ただ浅くといってもディーラーに比べると、という話です。

効率や社員数を考慮してあえて今つしまオートでは対応していない事例はありますが、基本的な業務はディーラーと変わらず一定のスキルを積むことができるはずです。

また広く知れるということは、
「各メーカーの壊れ方の違いや特徴を把握することが出来る」
「どんな車にも対応できるようになれる」
「新しいことに常にチャレンジし続けられる」
「臨機応変な対応ができるようになる」

こういった良さがあると思います。

なんでも知りたいタイプは、つしまオートの働き方は楽しいんじゃないでしょうか。

そして何と言っても働きやすいですね。
つしまオートで働いてからは、ほぼ定時で帰っています。
残業がある日もありますが、長くても1時間程度です。

人間関係も、つしまオートという会社全体がフレンドリーで平均年齢も若い会社です。

特に、整備士は30代の社員が多く気になることも話しやすいんじゃないかと思います。

営業、フロント、整備といった部署間の垣根を超えてお昼休憩は一緒に過ごしたり、仕事終わりにご飯を食べにいったりするメンバーも多いですね。

ディーラー時代の人間関係は、入社後の配属が決定するまで分からない部分だったのでどこにいっても変わらず明るく仲の良い会社というのは珍しいと思います。

今後について

つしまオートは働きやすく、人間関係も良好な会社ですがまだまだ課題点もたくさんあると思っています。

例えば、ディーラー時代に受けたような研修はつしまオートではまだ有りません。

資格が取れるように支援する研修や、実業務に向けたスキルアップ研修など、部下や後輩のためにどんどん実施していけたらと考えています。

今は資格を取りたい人が各々頑張っているイメージです。

スキルアップについても、実業務の中で学んでもらっています。

なにか上司として、先輩として自身の経験を色んな形で受け継ぎたいというのが今後に向けて考えていることですね。

私自身が感じていることとして、実業務で学ぶのと研修で学ぶのとでは吸収の仕方が少し違うように思っています。

実業務では、期限など定められているため必要最低限の作業しか出来ない場合もあります。

一方で研修では自身の気になることを目一杯知ることのできる時間です。

隅々まで見たり、理解したりする時間をつしまオートの整備士のみなさんにも設けたいなと考えています。

さいごに

 

整備中

個人的には、ディーラーに勤めてからつしまオートで働けて良かったと思っています。

なぜなら、つしまオートの働きやすさが身にしみて理解できるからです。(笑)

先輩後輩の垣根を超えて整備士同士で明るく笑顔に働ける、広く様々なメーカーを取り扱いながら基礎を徹底的に学べる環境はつしまオートだからこそです。

また、成長スピードもその人それぞれに合わせてくれる点も魅力です。

早くに資格を取って、やれることを20代のうちにどんどん増やして行きたい人は大歓迎です。

そして、ゆっくりでもいいから色んな物事を1つ1つしっかりと理解しながら整備という仕事に向き合いたい方も全力でサポートします。

念のため、今回の記事のおさらいをすると、大切なポイントは以下の通りです。

もし、グループの採用担当へ聞いてみたいことがありましたら、こちらのフォームよりお問い合わせくださいませ。

最後まで読んでくださり本当にありがとうございました。

あなたとお会いできる日を心より楽しみにお待ち申し上げております。